2012年 11月 21日
「智者のふるまいをせずしてただ一向に念仏すべし」『一枚起請文』より法然房源空 「人の一生は重き荷を背負いて遠き道を行くがごとし」とは、かの徳川家康公の遺訓とされている言葉の一節である。 この「重き荷」とは一体なんであろうか?とよく考える。 ひょっとしたらそれは自分自身なのではないか? 自分自身で「重き荷」を作り出しているのではないか? だが、その「重き荷」を人は後生大事に抱えて生きている。 自分自身がそうであるが、「肩書き」であったり「知識」であったり「名誉」であったり「金銭」であったり、そういったものがないと「自分」が保てないと思い、抱え込んでいる。 「念仏」もまた抱え込もうとして四苦八苦してしまう。 そのような時に法然上人の言葉が身にしみる。
by hechimayakushi
| 2012-11-21 13:29
| ことば
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